お店のご案内
                                    「創業の記」

                         「夢の店をめざして」                   2011年執筆


                                          鉄道模型の専門店「電車くん」店主 大内裕司 
少し硬い話になりますが、なぜ私が「電車くん」を創業(開店)したのか、お話させてください。
 創業は2005年10月1日、自宅敷地内の蔵を改装して鉄道模型の専門店「電車くん」を開店しました。
私は以前公立学校(小・中学校)の教師をしていました。定年を10年後に控えた頃、仕事への疑問やら不満がつのり
 ました。また、将来店をやるのには、定年後では果たしてエネルギーが残っているかも心配でした。色々考え、それな
 ら始めるのは早いほうが良いと決意したのです。父からは当初反対されましたが、私の決意が硬いのが分かると協力
 してくれました。また、母は「人生二度楽しめるなんて素敵じゃないの」と励ましてくれました。家内は半分諦め気味に、
 また子どもたちも了解してくれました。50歳で早期退職し、正に無謀なことを始めてしまったのですが、今年7年目に入
 っています。
 私がこの店で目指した一つは、長い時間店にいられる環境作りでした。当店には休憩スペースがあります。そこでは
 飲食もOKで、お客様同士、楽しくおしゃべりが楽しめ、二階には資料コーナーもあります。
 また、当店では、まだ全国的には数少ない本格的レンタルレイアウトを完備しています。これは、買うだけではなく、
 買った車両を広々としたレイアウト(鉄道模型を走らせるジオラマ)で思う存分走らせて楽しんでいただきたいからで
 す。
 また、品揃えにもこだわっています。東京の専門店並みの品揃え、技術力を目指しています。また、車両の修理も当
 店で対応できます。
 さらに、量販店並みの割引販売と各種のサービスも実施しています。
 ただの売るだけの店ではありません。レイアウト作りのプロです。展示館、博物館、百貨店、個人様向けの各種のレ
 イアウトを設計・製作し納入しております。さらに、鉄道イベントの企画・運営も手がけております。上記の百貨店様の
 「第3回・4回鉄道模型展」(2010、2011年)は当店が企画・運営させていただいたものです。
 以上、私が理想とする鉄道模型店を目指して開店から6年が過ぎました。理想の店にはまだまだですが、お客様には
 恵まれています。そして何よりもお客様同士が仲良く旧来の親友のようになってくださることがうれしいことです。お客
 様が当店の最高の財産です。
 また、これからの夢として鉄道模型の移動店舗を考えています。小型バスを改造して、鉄道模型の専門店が無い地
 域でお客様にサービスできたらと計画を温めています。
こんなお店です。是非一度ご来店ください。お待ちしています。

 ●追記(2013.4.10)
 「創業の記」の中に、普段常連さんに話していながら書いていなかった大事なことがありました。それは、店をいつま
 で続けるか(定年)ということです。
  実は、私は創業と同時に閉店する時期も初めから考えているのです。それは定年とも言えるもので、一応創業から
 20年くらいと考えて(あくまで予定です。その前に閉店するかもしれませんし 笑)。つまり、70才くらいです。
  理由もありまして、こういう仕事をしていると「自分で模型を作り、楽しむ」ということが、どうしてもお客様優先になるた
 め十分には出来ないのです。そこで、まだ手や目が利く内に(もう目は老眼できついです 笑)一(いち)モデラーに戻り
 模型三昧で老後を送れればなあ、というわけです。
 その時が近づいた際は、お知らせしますのでよろしくお願いいたします。世間の多くの模型店のご主人が高齢化し、
 跡継ぎがいなくて困っているのと同じく、私にも店を継ぐ者はおりませんので、(子どもたちは別の仕事やコースについ
 ていますし)一代で閉めるつもりです。もし、「電車くん」の屋号を使って跡をやりたいという方がいらしたらその時にご
 相談ください。
 その時までは誠心誠意、店・お客様のために頑張りますのでご支援・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

 ●追加(2014.1.17)
最近「定年」について、考えが変わってきたので、追加で書かせていただきます。
 それは、一応定年は設けるのですが、その後も週に二三日だけ店を開けて続けるというものです。私が定年を宣言し
 た後も、常連さんから「大内さん、僕らが定年になった後も何年かは店をやってくれないと、部品も手に入らないし困っ
 てしまうよ」と、切望されていたのです。で、私も「ボケ防止(笑)」も兼ねて、70才を過ぎても気楽に店を開けていてもい
 いかな、と考えるようになったのです。問屋にもその形で取引はOKとの話をもらいましたし、また、「その時は店を手伝
 ってもいいよ」と言って下さる方も現れるなど、少し明るい話題となりました。
 というわけですので、その時はまたよろしくお願いします。

●追加(2015.9.28)
  今年6/3に千葉店を開店させていただきました。
 日立の地で10年営業してまいりましたが、家の引越しという家庭の事情から、千葉県八街市へ移転いたしました。日立店も再開で
きるよう考えております。多くのお客様・問屋様・メーカー様に支えられここまでやってこられたと思います。
 日立店のお客様が、千葉店に遠路来て下さっているのが本当にありがたく、また申しわけなく思います。今後もお客様の
ことを第一に考え、「電車くん」を営業していきたいと思っております。これからもよろしくお願いいたします。
●追加(2015.10.12)
 今日、60歳の誕生日を迎えました。還暦です。なんと年を取ったことかと感じました。
 昨日、常連さんが3人集まりました。みなさん、日比谷で行われた「鉄道フェス」の帰りに店にお寄りになって偶然行き会ったのです。
皆さん顔なじみですので、話が盛り上がりました。お一人は誕生日のことも気を使ってくださり、なんとありがたいことかと嬉しくなりました。
久しぶりに楽しく大勢で話ができて良い一日になりました。
 で、転職していなかったら、来年3月で定年退職となるところでした。先日問屋のSさんが来店し、本来は定年後に店を始める予定だった
と話したところ、「今の鉄道模型界の状況では、相談されても今ではOKとは言わなかったかもしれませんね。」と言うのです。
 10年前だから出来たのかも、としみじみタイミングがあるな、と思った次第です。そして、お客様に恵まれた部分が大きいと思います。
遠い千葉まで来て下さるのですから。
 というわけで、「やらずに後悔するより、やって後悔するほうが」の言葉通りかと思いを強くしました。
本当にありがとうございました。
●追加(2016.3.9)
 最近ありがたいことに、地元千葉のお客様が増えてきました。日立の時のように、特に土曜日の夜は常連さんが何人も集まり、
レイアウトで車両(特にHO)を走らせたり、おしゃべりを楽しんだりと遅くまで過ごしていただいています。
 当店のコンセプトの大きな柱の一つが、「お客様同士が知り合いになり、年齢も職業も関係なく同じ趣味をよりどころとして
楽しんでいただく」なのです。それが、この千葉店でも徐々にですが実現できてきたと手ごたえを感じている今日この頃です。
 みなさん、とても温和で新しい人を受け入れるのも大歓迎という方ばかりです。すぐに打ち解けられること請け合いですので、
是非皆様ご来店ください。
 さて、現在の私の課題は、「Nゲージのレイアウト製作」です。暫定開通から、早く完全開通に向け頑張らないと、と
自らに課題を課しています。
 それでは、また。ありがとうございました。

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